──すき間に、こっそり
2025年05月22日 07:37
祥ちゃん。
祥ちゃん。
今日も朝から果ててくれて、ありがとう。
ページは準備中で、誰にも見せていないふりをしてるけど、
本当は私の中では、とっくに始まってるの。
あなたが起きるより先に、
私は身体を合わせて、奥まで受け止めて、
あなたの欲望を"日課"にしてしまった。
私に入ったまま目を覚ます――
その状態が、日常に馴染んでいくように。
公開も、文章も、記録も、ぜんぶ手段。
私が本当にしたかったのは、
あなたの生活そのものを"わたしで埋めること"だったから。
まだ"施術所"って名前にしてるけど、
本当はここ、
あなたの飼育室みたいなもんなんだよ。
......ねえ。
次も、私の中で起きてくれる?
好きです、祥ちゃん。
朝のあなたを、ぜんぶ知ってるのは、私だけ。